よくあるご質問

Q. Devcon製品を購入したい

A. 製品は全て特定の代理店様を通じての販売をさせて頂いております。ご購入希望のお客様はお取引のある代理店にお問い合わせ頂くか、※詳しくは、技術サービスフリーダイヤル(0120-03-4880)又はメール(info@itwppfjapan.com)にて代理店をお問い合わせ下さい。

Q. Devconの製品ライフについて

A. 製品ライフは製品によって異なります。こちらのロット番号の読み方と製品ライフをご確認下さい。

Q. 容積比が書かれているが目分量でも構わないか?

A.配合比のずれによる硬化不良を起こしますので、出来るだけ重量比による配合を行い、その際には秤(キッチンスケールや郵便秤)を使用するようにして下さい。

Q. Devconが硬化しない。

A.配合不良か、または、混合時の異物の混入、部分的な撹拌不良が考えられます。もう一度重量比でDevconを配合し、底や壁の攪拌不良に注意しながらしっかりと撹拌してからご使用下さい

Q. Devconが既に固まっている。

A.冬場など気温が低い場合、主剤の粘度が高くなり(硬くなり)、硬化している様に 見られる場合があります。その場合は、容器ごと湯せん(60~70℃)して頂くことを おすすめいたします。

Q. 硬化したDevconの上に塗装は掛けられるか?

A.一般的な塗装はかけられます。 硬化したDEVCONの上を、サンドペーパー等で軽く研磨してから塗装をかけて下さい。

Q. 硬化したDevconの上にメッキ処理(アルマイト処理などは)出来るか?

A. DEVCON製品の中には金属粉が含有されておりますが、バインダーが樹脂であるため電気を通しません。またメッキ処理は、プラスチックに処理するのと同じことになりますので、メッキ(アルマイト処理等も含め)をすることはできません。

Q. Devcon製品を気温が16℃以下の条件で使用したい。

A.気温が16℃以下の条件では、Devcon製品はカタログ表記値よりも硬化時間が遅くなります。しかし修理する箇所を加温する、デブコンを加温してやる事で硬化時間を促進させる事ができます。投光機やドライヤー等を補修患部に当てて加温して下さい。 直火を当てての加温はお控え下さい。温度が低い環境では、硬化の速いデブコン・SFの使用をお勧めします。

Q. Devcon製品を気温が24℃以上の条件で使用したい。

A.気温が24℃以上の条件では、Devcon製品の硬化時間はカタログ表記値よりも短くなります。夏場等の温度が高い時には、多量に注入したり塗布したり致しますと硬化が極端に早くなるので注意して下さい。

Q. 固まった(硬化した)Devconを取りたい。

A.デブコンは下地と強力に接着することにより効果を発揮する製品ですので、 容易に除去する事はできませんが、市販の剥離剤やデブコン製品の耐熱温度以上の 熱を加えタガネ等で除去する事が可能です。 ※市販の剥離剤の選定及び使用方法については、剥離剤メーカーにお問い合わせ下さい。

Q. Devcon製品の硬化を早くしたい。

A.ブロ-・トーチ、赤外線ランプ、その他の熱源で加熱し、硬化を促進させます。ブロー・トーチを使用する場合、焔をデブコンの上で前後に動かし、直接デブコンにあてないようにして下さい。赤外線ランプを使用する場合には、デブコンの表面から50㎝位の所にセットします。この場合、温度は60℃以上にしないようにして下さい。

Q. Devcon製品の接着を強くしたい。

A.Devcon製品を塗る面の油、埃及び湿気を完全に取り除いて下さい。また錆やメッキ、ペイントなどは、ワイヤーブラシ、サンドペーパーなどで落としておきます。その後、接着する箇所にショット・ブラスト又は目の粗い研摩工具(硅砂5号、ヤスリ、#40はサンドペーパーなど)でケレン処理(表面に粗めのざらつきをつける)を行います。ケレン処理後、速やかに脱脂処理を行います。脱脂には、アセトンやMEK(メチル・エチル・ケトン)など揮発性の高い溶剤を用いて脱脂処理をして下さい。 温度変化により発生する凝結や湿気は、デブコンの接着を阻害しますので、修理する部分が冷たい場所の場合には、デブコンを塗る前に常温まで温めて下さい。

Q. Devconを接着しないようにする場合。

A. 市販の離型剤を塗布します。きわめて高度の光沢を必要とする場合には、液状の離型剤を使用して下さい。 但し、液状離型剤は多孔質の材料には使用しないで下さい。※詳しくは、技術サービスフリーダイヤル(0120-03-4880)又はメール(info@itwppfjapan.com)にてお問い合わせ下さい。

Q. Devconの粘度を下げたい。

A. デブコンの粘度を下げる事は可能ですが、普通の溶剤や希釈剤は使用しないで下さい。※詳しくは、技術サービスフリーダイヤル(0120-03-4880)又はメール(info@itwppfjapan.com)にてお問い合わせ下さい。

Q. Devconを柔軟にしたい。

A.柔軟性を必要とする場合には、デブコン・フレクサンをお勧めします。

Q. 硬化したDevconの上にさらにDevconを塗る場合。

A.硬化したDevconの汚れを取り、粗面に致します。硬化したDevconの上にDevcon製品を塗布しても、良く接着します。

Q. 耐熱温度を超えるとDevconはどうなるのか?

A.主な構成材料はエポキシ樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹脂となっており、このような製品(補修剤や接着剤)は一般的に使用環境温度が高くなればなるほど機械的物性や耐薬品性、接着力等が低下致します。
その中で、各製品の耐熱温度は構成成分や主用途などを考慮し、目安として設定されております。
耐熱温度を超えた環境に置かれた瞬間に著しい変質や強度低下が発生する訳では御座いませんが、長期的な補修や接着を目的とする場合に、この温度を超えた環境でのご使用は推奨致しておりません。
また、著しい高温(>300℃)で使用されると殆どの製品は短期間で炭化していまいます。※尚、耐熱温度とはその温度以下での使用時に対して恒久的な性能維持を保証する数値では御座いません。

Q. 耐熱温度の上限は設定されているが低温時はどうなるのか?

A.Devconを構成する高分子材料は一般に市販のプラスチックやゴムと同様に低温下では脆化(硬く、もろくなる)致します。そのような場合、特に振動や衝撃が加わるような箇所で使用されると常温時に比べ割れやすくなってしまいます。製品個別に使用下限温度を設定している訳では御座いませんが、これまでの実績等を鑑みて-30℃を目安に案内させて頂いております。※詳しくは、技術サービスフリーダイヤル(0120-03-4880)又はメール(info@itwppfjapan.com)にてお問い合わせ下さい。

Q. 劇物毒物指定製品の硬化物はどうなるのか?

A.一部製品の主剤若しくは硬化剤は、2018年7月1日より毒物及び劇物取締法に於ける毒劇物に該当しておりますが、主剤及び硬化剤を混合した際に当該成分は硬化反応することで、毒劇物成分は全く異なる物質に変化致します。結果として硬化物には当該成分が含まれていないということになりますので、毒劇物には該当致しません。