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ゴム用補修剤

 

Flexane 80P 
パテ状・ゴム状・ショアーA 87
パテ状:冶工具、型の製作や複製、ゴム製品の補修、防音ライニングなど

使用方法動画

  フレクサン80Pは常温硬化型のウレタン系補修剤で、主剤と硬化剤を混合するだけで硬化します。
ゴム硬度がショアーAで87であり、硬化後は伸び、弾性、引っ張り及び引き裂き強度等の大きな耐摩耗性に優れたゴムの弾性体になります。 ゴム類、金属類、木材、ガラス、その他の材料と強力に接着します。
※専用のプライマーを使用することで、より強力に下地と接着させることができます。
 
■主な特徴
  • 引っ張り及び引き裂き強度が強い
  • 伸び及び弾性が大きい
  • 収縮率が非常に少ない
  • 耐摩耗性がある(衝撃摩耗に効果有り)
  • 消防法【主剤】危険物第4類第4石油類 危険等級V【硬化剤】危険物第4類第3石油類(非水溶性液体)危険等級V

■主な用途

ゴムロールの製作又は修理
ベルトコンベアー、ゴムホース等ゴム製品の現場補修
ポンプ、タンク、シュート、遠心分離機、パーツフィーダー等の内面保護ライニング
保持具、金属成形ダイス、ダイパッド、コアーボックスの製作
フレキシブルモールドの製作
ショックパッド、バンパー、クッションの製作
機械装置等の振動や騒音防止
  ※騒音防止に関しては、米国OSHA基準1910.95他、全てに合格しております。

■プロダクトデータ

可使時間: 25分/25℃ 塗膜硬化時間: 16時間/25℃
色調: 黒色 混合比: 10:4(重量比)
比重: 1.2 外観: パテ状
耐熱温度: 80℃(DRY)/50℃(WET) 入り目: 1 lb セット

■注意事項
  • 通常、フレクサンは常温で24時間放置すればゴム状に硬化し脱型ができて、2日間で完全硬化の70〜80%位の 機械的強度に達しますが、95%以上の物性が発現するには室温で7日間要します。

  • 雰囲気温度が20℃以上で特に使用条件が厳しくなければ、16〜24時間後に機械装置の運転、又は作製した 硬化物を使用しても構いません。

  • 気温の低い時はフレクサンの硬化反応は著しく遅くなる傾向にありますので、硬化を促進させる為に 70〜80℃で24時間加温すると安定して硬化します。尚、80℃以上の温度は掛けないで下さい。

  • 未開封のフレクサンの貯蔵期間は約1年です。開封したフレクサンの主剤の製品寿命は室温で約2ヶ月を目安としますが、密閉状態が悪かったり、湿気を多く帯びる、30℃以上の場所等の環境下では製品寿命が 更に短くなることもありますので注意が必要です。 又、開封後のフレクサンの主剤の保管に関しては、主剤の缶に記載されている内容をご覧下さい。

  • 硬化前のフレクサンには刺激性があり、体質によっては使用後にアレルギー反応を起こす場合があります。皮膚に付着した場合はすぐに拭き取り、石鹸で充分に洗浄して下さい。 眼に入った場合は、きれいな水で15分間洗眼して、医師の診察を受けてください。 また蒸気を吸い込まないように注意して下さい。もし蒸気を吸い込んで気分が悪くなった場合は、すぐ戸外に出て新鮮な空気を吸い、うがいを充分行って下さい。しばらくしても気分がすぐれない場合は医師の診察を受けてください。

 

・接着面の準備

  • フレクサンの接着力を向上させるためには、下記の表をもとに予めプライマーをお選び下さい。
    ※フレクサンプライマー選択表
    被着体 FL-10 FL-20
    金属(施工後の使用条件がドライの場合)  
    金属(強接着力) ○(下塗り) ○(上塗り)ニ層塗りして下さい
    コンクリート   
    ゴム  
    フレクサンの硬化物  
    木材    
    ファイバーグラス  
  1. フレクサンを塗布する面にサンド・ブラストをかける等をして地金を出して下さい。
    塗布面に付着している油汚れをアセトン等揮発性の高い溶剤で除去・清掃して下さい。
    ※塗料用のシンナー等は完全に揮発しないためにかえって接着を妨げてしまいますのでご注意下さい。

  2. その後直ちに、酸化防止の為にもプライマーを薄く塗り広げて下さい。(約0.1〜0.2o厚み)

    ※フレクサンを接着させたくない場合や、型に流し込んで部品等を成形する場合には、予めデブコン離型剤を塗っておいて下さい。又、成形品の表面をきれいに仕上げるためにはフレクサンを注型する型の表面に ワックス系の離型剤(離型剤B-2)を数回塗り込んでからバフで磨くと良い結果が得られます。

・混合・攪拌

  1. 混合比率
    正しいフレクサンの特性を得るためには、正確に混合比率を守ることが大切です。なるべく1セット全量を混合することをお薦めします。どうしても小分けしてご使用になる場合には、秤を利用して下記の混合比率で 正確に計量して下さい。

    ※混合比率(重量比) 主剤 :硬化剤    
    フレクサン80P 10  :   4

    混合・攪拌(重要
    1.主剤をセットの中のプラスチック容器へ、缶の底や壁面に残らないように注意して全量移し替えて下さい。

    2.硬化剤をよく振ってから全量を加えてパテナイフ等幅の広い工具で、気泡が発生しない程度の速さで
      3〜4分充分攪拌して下さい。

    ※フレクサン80Pは混合直後においては液状に近い状態になりますが、攪拌途中で粘度が上がり、その後パテ状になります。 フレクサンを混合前に20℃前後に保温しておくと、混合・攪拌や注型がしやすくなります。
    温度が低いとフレクサンは増粘し、完全な混合が困難になります。
    また温度が高すぎると、可使時間が極端に短くなると同時に硬化後の硬さや物理的特性が悪くなります。


・塗布・注型(プライマー塗布後、常温で15〜20分程してから作業を行って下さい)

  1. 塗布する場合は、刷毛で塗るか、パテナイフ等で盛りつけて下さい。

    注型する場合は、まず刷毛で型の表面全体にフレクサンを薄く塗って下さい。
    気泡の発生を抑えるためには型の最も深い部分の一点に向けて細く流し込み、フレクサンが徐々に型に沿って上がってくるように注型します。表面の気泡はゲル化前であれば、ドライヤーの熱風で消すことができます。

    ※使用した工具類は使用直後に溶剤等で洗浄して下さい。硬化してからの除去は手間が掛かります。

    フレクサンの可使時間(at25℃・500g混合時)
    フレクサン80P 25分

・硬化

通常20℃で約24時間放置すれば、ゴム状の固体になり脱型ができます。そして約2日後に完全硬化の70〜80%の機械的強度に達しますが、完全硬化には室温で7日間要します。但し特に使用条件が厳しくない限り、16〜24時間後に機械の運転、あるいは作製した硬化物の使用は可能です。
気温の低い時はフレクサンの硬化は著しく遅くなる傾向にありますので、硬化を促進させるために60〜70%で24時間加温すると安定して硬化します。但し80℃以上の熱は掛けないで下さい。

・仕上げ

成形したフレクサン製部品等の寸法は、粗めのグラインダーを用い、回転数を下げて削ることにより修正することができます。グラインダーの回転が速すぎると、熱によって表面に焼き付きを起こしますのでご注意下さい。

硬化したフレクサンへの通常の塗料による塗装は困難ですが、半硬化状態の時に吸湿硬化型ポリウレタン塗料を用いれば、比較的塗装がききます。



 
 
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